15年で自然素材住宅に建てかえた。(鎌倉/N様邸)

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接着剤の臭いがツンとして、目にくる。
そんな生活から抜け出し、健康な住まいで過ごす。

鎌倉市に「自然素材の家」を建てたNさんに、
その住み心地をうかがいました。

──自然素材の家に住もうと思ったきっかけは?

元々は、家内が接着剤関連のものに対して弱かった。 前の家は普通の合板フローリングで、私には判らなかったのですが、臭いに非常に敏感でした。
そこで家を建て替えたいと考えて探している中で、ecomo(エコモ)さんを知りました。 元々ここにあった家を建て替えました。その家は築15年ほどだったのですが、とにかく家内が耐えられなかった。

よく家具などでもベニヤでフラッシュでやってたりしているものあるじゃないですか。 それでも臭いと目にくるようで、それほどケミカル系に弱かったんですね。 ecomoさんはインターネット検索でしりました。 私の調べて限りでは、ecomoはとことんやっているな、と感じました。 他にも候補はあったのですが、何せecomoさんは身近でしたので。

                

──住んでみて10ヶ月。良かった、と思うところを教えてください。

新築住宅は、どの家もそうですが引き渡し直後はツンとした臭いがするものです。 でもこの家にはそれがない。この家の場合、ほぼすべての家具も据付で作ってもらいました。 お風呂もハーフユニットで壁は板張り。洗面台も市販のものではなく、シンプルなステンレスにしてもらっています。 ほぼ完璧に、接着剤を使用していない形が出来ました。

それから、オーディオルームの壁。この布枠の部分を外すとセルロースファイバーが直に張ってあります。 全9ヶ所。すべてが壁だと音が反射し続けて音が篭ってにごるんですよ。 だからこの部分で吸音させて、クリアの音が聞けるようにしています。 コンサートホールなどだと壁は木ですよね。ecomoさんの標準仕様をちょっと変えた程度なので、 想像していたよりも安く済みましたね。

天井も羽目板。羽目板自体は通常の厚さですが、 この上のセルロースファイバーは厚めにしてもらっています。 オーディオルームは15畳。まったく私の趣味です。 2階リビングは家内のこだわり。 あたたかい部屋で過ごしたいということが絶対条件でした。 それから荷物も持っていきますからエレベーターも付けました。

──気になっている点を教えてください。

これは良し悪しだと思いますが、うちの場合床が杉板です。 柔らかいため傷はつきやすいですね。そこだけ気を使います。仕様に関してはその程度でしょうか。

それから家の仕様というよりは契約の流れのお話ですが、 ecomoさんの場合、最初は営業、次は設計、など、担当者が変わっていきます。 その流れが判りにくかった。最初にその流れを教えて頂ければ、もっと安心して出来たと思います。 うちは2回目の家なのでまだ判りやすいのですが、初めて家を建てる方は不安かも知れませんね。

──これから家を建てたい、と考えている方へアドバイスをお願いします。

何の目的で家を建てるのか。それを明確にしましょう。 どんな家でも良い、という方もいるでしょう。見ためが大事な方もいるでしょう。 色々なハウスメーカーさんに話を聞きにいくと、うちの特徴はああです、こうです、とたくさんの説明を受けます。 聞いてるうちに、もう何がなんだかわからなくなります。 だからこそ、自分は何のために家を建てるんだ、という部分が大切になります。 どうしても目移りはしてしまうものなんです。話を聞くと全部良く聞こえるんですよ。 ですから、一番のポイントは自分が家を建てるにあたっての「目的」です。

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