土地も家もタイミングが良かった。
家族も友人も、安心して暮らせる家に住むということ。

横浜市に「自然素材の家」を建てたSさんに、その住み心地をうかがいました。

──自然素材の家に住もうと思ったきっかけは？

たまたまecomo（エコモ）の近くを通りかかって、これは何なのかな、と気になっていました。その内、モデルハウスを見て、建てるならこういうものが良いなぁ、と思いました。そのときに初めて自然素材を知った形です。
その後にもう一度行ってecomoの中を細かく見て、いつか家を建てるならこんな家が良いな、と漠然と思っていました。 ecomoがオープンしたばかりの頃でしたね。

ecomoを見てから1年経ってないくらいで、お願いしました。前に済んでいたアパートがちょうど更新の時期で、家を建てようかな、と考えました。でも何をしていいか判らなくて、とりあえずecomoさんに電話しました。六月くらいに電話をして、八月に土地が見つかって、とんとんびょうしに進みました。家内の実家の近くで、この辺りに土地はないかな、と歩いていたときに見つけました。これは流れが来ているかな（笑）と。第一印象で決めました。

またアレルギーについて聞いたときに、アレルギーになったことを悪いようにとらえずに、食事や住まいに対して向き合うきっかけになった、というように前向きに考えた方が良い、といわれたことが印象的でした。その当時、シックハウス等は聞いたことありましたけど、実際はどんな家に住めばよいか、などは知りませんでしたから。お話の中で決めていきましたね。
土地が見つかったことがとにかくラッキーでした。　　　　　　　　　　

──実際に住んでみて良かった点・良くなかった点を教えてください。

冬暖かいし、夏は涼しいし、心地よいです。前はアパートに住んでいたのですが、冬に帰ってくると凍えるほど寒い。はそういうことがまずない。冬に帰ってきても暖かいし、エアコンひとつで家全体があたたまりますし。タイミングとして、妊娠する前に家を建てることが決まって、決めてから妊娠がわかって、子供が生まれる頃にこの家に引っ越してきましたから、タイミングとしてはベストでしたね。

床も柔らかくて害の無いものですし、安心して遊ばせられます。床が暖かいことが本当に良いですね。床暖房入れてるんですか、って聞かれることがよくあります。フローリングは冷たいというイメージがあったので、これは驚きです。

良くなかった点、は…、本当に無いですね。気になる部分も特にないくらい。最初すごくきれいだった床に、初めての傷がついたときはショックでしたけど、それが自分のものになっていく実感が沸きましたね。

──これから家を建てたい、と考えている方へアドバイスをお願いします。

自然素材の家は、言われても実感がわかないというか、建てようとしている人が気づかない限り、その性能の高さはわからないと思います。住まいの健康を考えている人じゃないと、こういう家を建てようと思わない、ということがちょっと寂しいな、と思います。うちに人が来て、この家を見て、自然素材の家を建てようと思ってもらえると、とっても嬉しいです。ぜひ色々と調べてもらって、自然素材住宅を選んでほしいと思います。