2度目の家づくりで、
心から安らげる場所をつくることができました。
窓の外の自然を感じる暮らしを楽しんでいます
Profile
Y様ご夫妻は十数年前に建てた家を、いつか建て直したい、思いどおりの空間にしたいと思っていたそうです。具体的なプランを決めていたわけではなかったのですが、お友達から「こんなお店があるよ」とecomoを紹介されたことが家を建て直すきっかけになったとのこと。それぞれの夢や希望をどんな風に2度目の家づくりに活かされたのか、お話をお伺いします。
Interview
──家を建てるにあたり土地はどのように探されたのですか?
豊かな自然に囲まれ、山も川も海も身近に感じられるこの地が好きになり、今から17年程前に注文住宅を建築してからずっと暮らしていました。ただこの土地自体はとても気に入っていたのですが、建てた住まいがあまり描いた通りのものではなかった……。今思えば、景色や風の流れ、日照などをよく考えて造ってはいなかったので、この土地の魅力を活かしきれていなかったのかもしれません。
加えて構造上の不安も多少あったので、夫婦で話し合い「ローンが組めるうちに、ここでいつまでも快適に暮らせる家に建て替えよう」という考えに至ったのです。
──最初のecomoとの出会いはどんな感じでしたか?
妻は「自然素材」とか「オーガニック」とか「無農薬」といったジャンルに興味を持っていて、お友達から「藤沢に、『ecomo』というあなたが好きそうなお店があるよ」と以前から聞いていたそうです。その近くへ所用があり、出掛けた際に覗いてみることにしました。
そのとき、初めてecomoさんが家づくりも手がけていること知ったんです。お店の雰囲気や売っている商品のテイスト、エコというキーワードに共感した妻が「ここに住まいづくりをお願いしたい」と感じたのは、自然な流れだったんでしょうね。
──なぜecomoで家づくりをしようと思ったのですか?
当初は、建て替えをしたいという意向はあったものの、プランやデザインに関する明確なビジョンまではなかったんです。そこでecomoさんに土地の特徴やザックリとした希望を伝えて、それをもとにした提案を作ってもらうことになりました。
それをみた瞬間に、夫婦ともどもすぐに気に入ってしまって。私たちの漠然としたイメージを、そのままクリアにしてもらった感じ。「こんな家が建てられるんだ…」と驚きました。もうその時点で他の会社にも話を聞いてみるという選択肢はなくなり、「ecomoさんにお願いしよう!」となりましたね。
──打合せで印象に残ったことはありますか?
だいたい週1のペースで打ち合わせをしました。私は「家の中にいても、窓の外の自然を感じられるような、開放的な家がいい」という希望と、以前の家に住んでいたときの風や光の入り方を伝えました。
妻からは珪藻土や無垢材といった自然素材をなるべく使うことや、将来的に自宅でマクロビオテックの料理教室を開きたいので、それができる広めのキッチンを要望しました。打ち合わせではそれをもとに、ecomoさんからのプロとしての意見やセンスを組み合わせながら、一つひとつていねいに形にしてもらうという感じですね。
基本的には私たちの要望を叶えてもらうのですが、ecomoさんのすごいのは、こちらが言った通りに作るのではなく、そこに独自のエッセンスを加えて期待以上のものにしてくれるところ。
また、こちらの要望があまり現実的でないと感じたときには「それよりは、こちらのほうがいいですよ」と率直に伝えてくれるところも素晴らしいと感じました。例えば私は遠くに海が望める屋上が欲しいと要望したのですが、ecomoさんは「屋上を作ったとしても、この位置からでは海はほんの少し見える程度になってしまう。それならばその予算を別の部分に使う方がいい」と教えてくれて、結局山と川が一番美しく見えるようなプランに仕上げてくれました。実際に住んでみて、このプランにしてよかったと実感しています。
──実際に住んでみて住み心地はいかがでしょうか?
ひとことで言えば「ずっとここにいたくなる家」になりましたね。開放的な眺めもさることながら、漂う空気感が心地よく、本当に心から安らぐことができます。まだ5ヶ月の子供とリビングで過ごすことが多い妻は、冬でも暖房をあまり使わなくてもいいほど暖かい空間が気に入っています。子供が成長しても自分の部屋にこもることなく、ここに家族みんなが集まり、一緒の時間を過ごすことが多くなると思います。
キッチンは「マクロビの料理教室を開きたい」という妻のイメージぴったりに仕上げてもらいました。使いやすいというだけでなく、例えばガスレンジをセンターに据えるなど「生徒さんに説明しやすい、料理の手順を見せやすい」という観点も盛り込んでもらっています。期待以上の出来栄えに、「使うことをためらってしまう」ほど愛おしくなっているようですよ(笑)。
──建て終わってecomoとの繋がりはありますか?
もちろん! 「家が建ったら終わり」というようにはなっていないですね。置きたい家具の相談や、家のメンテナンスのことなど、気軽に話せる関係が続いています。私たちも「ecomoさんに相談すれば、もっとステキなものが出来上がる」とわかっていますから、住まいやインテリアについては、なんでも話したい気分になっているんですよね。
完成した家を見に来た妻の友人がとても気に入ってくれて「ウチもecomoさんに頼みたい」ということになり、紹介したこともありました。いい具合に話が進んで、実際にecomoさんで家づくりをすることになったんですよ!
──最後にこれから建てる人になにかアドバイスはありますか?
私たちの場合は、建て替えようという意志はあったものの、どんな家にしたいかというイメージまではまとまりきれていませんでした。でもそれだからこそ、プロの意見をもとに、柔軟なスタンスで住まいづくりを楽しむことができたのかもしれません。早い段階で信頼出来る会社に相談したことは正解だったと思います。
また限られた予算の中で、どの部分にお金を多く割くのかはそれぞれの家庭により異なります。ecomoさんは、そんな住まい手の希望や事情を汲んでくれて、それを実現するためのベストな方法を一緒に考えてくれる。それは営業や設計の方だけでなく、現場の職人さんに至るまで同じ姿勢でした。とにかくよく話を聞いてくれる。そんな会社を選ぶことも、住まいづくりを楽しむうえで大切なことなのではないでしょうか。