この家に引っ越してから、
自然と子どもたちと遊ぶ時間も
増えました。
仕事で数日家を離れても、
一刻も早く我が家に帰りたいと思うんです。
Profile
M様一家はご夫婦と2人のお子様の4人暮らし。お子様の通学のことも考えて、以前から住んでいた逗子エリアで土地探しから家づくりをスタートされました。桜並木や遠くの山並みの借景など、購入した土地の魅力を最大限に生かした我が家がどのようにして完成したか、お話を伺いました。
Interview
──土地から探されたそうですね
ご主人:なかなか納得がいく場所が見つからず、一年以上探してやっと出合えたのがいまの土地でした。
条件に合う土地が出たと不動産屋さんから連絡をもらって見に来たのですが、目の前に桜並木があり、遠くには山並みも見える。理想的な土地だと感じてほぼ即決。この土地を生かした家を建てたいと思いました。
──ecomoのことはどうやって知ったのでしょうか?
奥様:ビルダーや工務店探しは私が担当していたのですが、ecomoさんは両親が仕事の関係で繋がりがあったり、友人がショップで働いていたりとなにかと縁があり、信頼していたのでお話を聞きにいくことにしたんです。
──ecomoにした決め手はなんだったのでしょう
奥様:理由はいくつかありますが、そのうちの一つが自然素材の住宅に力をいれているということです。
他社の新築の完成会にも行ったのですが、自然派を謳っていても実際に体感すると化学物質の臭いを感じることもあって…。でも、いくつか見たecomoの家はどれもそういうことがまったくありませんでした。
もともと木が好きだというM様。外壁も、ログハウスを思わせる木材を生かしたデザインに。
奥様:また、家を建てるにあたっていろいろと調べたのですが、たとえばEM珪藻土ひとつとっても“使えます”と明記している工務店さんって実はなかなかないんです。
ecomoさんの場合、施工例と実績もあるし、自然素材についてはかなりこだわって相談ができるとわかっていたこともお願いするうえで大きなポイントになりました。
──家を建てるのに、どんな要望があったのでしょうか?
ご主人:私の一番の要望は、子どもたちが走り回れるデッキがほしいということでした。
この子たちが、室内からそのまま走り出していけるような空間があったらいいなって。それから目の前の桜が見えるようにしたいということ、そしてリビングに本棚がほしいということも伝えました。
それらを本当にうまくまとめてくださったなと思っています。
本棚の裏側は、実はお手洗い。本棚をあえて目隠しになる位置に配置している。
奥様:なかでもリビングからの景色はお気に入りです。
青々とした緑の時期もいいですが、なんといってもお花見シーズンが素晴らしくて。窓がピンク色に染まって最高でした。桜並木側に大きく窓を作っていただいて、本当によかったです。
──住み心地はどうですか
ご主人:最高ですよ。仕事で家を数日あけることもありますが、一刻も早く帰りたいと思える家です。
引っ越してから、子どもたちと遊ぶ時間も増えました。
奥様:室温や湿度の面も快適です。
住みはじめて7カ月でまだ夏は経験していませんが、冬は暖かくて驚きました。我が家の暖房器具は薪ストーブ一つなのですが、日中は太陽光が入るので何もしなくても部屋が暖かいんです。遊びにきた友人に「床暖房いれているの?」と聞かれたほどです。
──インテリアのコーディネートも任せてくださいましたね
奥様:はい、頼んで本当によかったです。
私たちの趣味をきちんと理解して、かつこの家とのバランスを考えた上でアドバイスをしてくださるので安心してお任せできました。
ご主人:リビングのテーブルについては、造作してもらったんですよ。インテリアショップもあちこち見に行ったのですが、テーブルだけはどうしてもピンとくるものがなくて…。
それで増田さんに相談したところ、一から作ることに。「伊豆でいい木が出た」と連絡があって、現地まで見に行ったのもいい思い出です(笑)。
そこまでしてもらった甲斐があって、家族みんなが集まるリビングにぴったりで気に入っています。
──家を建ててからのecomoとの繋がりは?
ご主人:ほぼ毎日のように連絡をとっています。家の相談はもちろん、「今度バーベキューしようよ」なんて話もでるくらい、もう同士のような存在ですね(笑)。
家は建てたら終わりではなく、育てていくものなんじゃないかと思っています。これからもその都度、相談させていただきたいです。
──これから家を建てようと思っている方に、アドバイスをいただけますか?
いろいろと迷うこともあると思いますが、実現したいことや疑問に思ったことはどんな小さいことでもいいのでecomoさんに相談してみてください。私たちもたくさんワガママをいって、一緒に考えていただいた分、納得した家づくりができました。それも、想像以上の形に。
設計士さんは、家づくりにおいて道先案内人のような存在です。
ecomoさんならば、素人の私たちを“家を作る”というゴールに向けて、安心して連れて行ってくれると思います。
「お子さんが走り回れる家が理想」と伺い、敷地条件を鑑み何通りかの間取りを作成しました。最終的に前面道路を彩る桜並木や、遠くに見える丘陵の緑などの借景も考慮した今の間取りがベストということになりました。
2階リビングをぐるりと取り囲むように広いバルコニーを配しましたので、お子さんが走り回るだけでなく、ご家族で日向ぼっこをしたり、星を眺めたり、くつろいでいただけます。開放的な窓からは、四季折々の景色を臨む設計となっており、内外が一体となるような空間にできたと思います。
ご家族そろってアウトドアがお好きで「木の温もりが多い空間」をご要望でしたので、木を全面に推しだしたデザインで構成しています。外壁は全面木貼りに、室内空間は天井にも木を貼りつつ、手すりや窓枠には黒を使いスタイリッシュな印象を持たせています。全体のデザインテーマに合う家具もご提案し、ダイニングテーブルは無垢の一枚板を使って造作させていただきました。
M様とは家づくりからお引き渡し後まで、長いお付き合いとなりました。春夏秋冬、様々な表情を見せる木の家との暮らしをお愉しみいただければと思います。