家は三度建ててはじめて満足のいく家ができるといいますが、この家は完璧ではないけれど、まるで自分そのもののような存在です。こうしたらもっと気持ちのいい空間になるんじゃないか、と日々考えています。そんなことを考えている時が楽しいです。

──この家のどんなところが気に入っていますか？

家の内装などを統一し、極力装飾を避けたためか、家具や家電、雑貨などどんな雰囲気のものも馴染むところですね。 阿部勤さんの自邸のような、雑多で好きな物に囲まれた暮らしが理想なので、これからも好きな物を集める楽しみが持てます。

──生活スタイルには変化がありましたか？

外構を自力でやることにしたので、毎日庭を眺めては、あの雑草は抜かないとな、とかあそこは日当りがいいからよく育つな、とか考えるようになりました。自力だし、こまめな性格ではないので、遅々として進みませんが、10年後を目処に頑張ろうと思っています。そういうのんびりしたスパンでも、ものごとを考えられるようになったところが以前と違うと思います。

それから、年末年始に実家に帰省して戻ってきた時「ああ落ち着くなあ」と思いました。以前の賃貸では感じたことのない気持ちです。「ここが自分の家になったんだなあ」と実感しましたね。これからも自分たちで住みやすいように色々手を入れて、愛着の湧く家にしていければと思います。

──建て終わって、エコモとのつながりはありますか？

エコモさんのある湘南からは少し離れているので、エコモショップなど頻繁に訪れることはできませんが、家づくりに関して何でも相談できる信頼できる身近なパートナーだと思っています。なにかあったら、すぐ相談したいと思います。

──これから家を建てようと思っている方に、アドバイスをいただけますか？

注文住宅は自分の希望を叶えられる夢のようなプランである一方、さまざまな簡単ではない問題がおきます。私たち夫婦はエコモさんに若々しさ＝一緒に考えてくれる気持ちを持ってくれる会社だとの印象を持ち、実際にそのとおりに最良の答えがどこにあるのか一緒に考えてもらいました。もし、注文者がご自身で「自分はこだわりが強い」との自覚をお持ちなら（笑）、ぜひ希望や気になることなど何でも包み隠さず相談できるパートナーを探すことが一番大切なのではないかと思います。あとは極個人的な意見ですが、経済的には決して無理をしないこと、これからの人生にも大きく影響する訳ですからこれは大切だと思います。