こだわりの我が家は、最高の住み心地です。
お子さんたちの健やかな笑い声がこだまするリビングで
Profile
Y様は3人のお子さんとご夫婦の5人家族です。家を建てるにあたり、デザインだけでなく、構造や素材のことをたんねんに調べられたそうです。土地探しから建築会社の決定、デザイン、全てにわたり納得のいく選択を積み上げた結果として形づくられたY様邸の家づくりストーリを伺いました。
Interview
──家を建てるにあたり、どんなことを重視されましたか?
まずは耐震、制震性能など、地震に対してしっかりとした堅牢な家となること。次に断熱や気密性能にこだわりたいと思いました。断熱材について、自分たちで調べていくうちにセルロースファイバーがよいのではないかと考えました。そして、最後に、デザイン性です。
──建築会社はどうやって探しましたか?
はじめは住宅展示場に行きハウスメーカーの家を見学しました。そこから雑誌や書籍を読み漁り、またネットで家づくりの勉強をはじめて、見学会に積極的に参加していきました。50件以上見学に行ったと思います。
──なぜエコモで家を建てようと思いましたか?
ネットで検索しているうちに、自然素材やセルロースファイバーを使って、建築家の方が設計しているエコモさんのことを知りました。ただ、建築予定地が少し遠かったこともあってためらったのですが、思い切ってメールで直接相談をしてみました。そして、エコモさんの完成見学会に参加させていただき、家づくりについての考え方などをお聞きして、エコモさんで建てていただきたいと決めました。
──自然素材を使っている会社が沢山ある中で、エコモの何が一番決め手になったのでしょうか?
素材自体にとてもこだわってらっしゃることと、デザイン性も良かったことですね。確かに、自然素材を随所に使っている工務店さんは多いのですが、デザインについては、似て非なるものだと思いました。
──住み心地はいかがですか?
最高です。断熱性能が高くてエアコンをあまり使わないでも冬を過ごすことができました。また、漆喰の特性か、空気が澄んでいてきれいです。鍋や焼き肉などをしても匂いが気になりません。無垢の床材も足ざわりがとてもよくてつい裸足になりたくなってしまいます。また、吹き抜けや明るさなどもかなり満足しています。
──気に入っているところを教えてください。
私たちは、シンプルモダンをキーワードとして、白くてすっきりとした家というのを目指していたのですが、家の中の線をなるべく揃えて減らす、という設計上のポイントを増田さんから教えていただきました。説明していただかないと分からないところが素人の悲しいところではありますが、確かにいたるところにそのデザインが生きているな、と実感しています。
場所としては、リビングの吹き抜けが一番気に入っています。高さがあって、平面の広さ以上に広がりを感じることができます。キッチンやダイニングにいても自然と上に視線が向いて、心地がいいです。ソファーにもたれて、ボーっと雲の動きを眺めるのが好きですね。
──生活スタイルに変化はありましたか?
基本的には私は日中家にいないので大きな変化はありませんが、たまの休日には少し家でゆっくりしたいと思うようにはなりました。
(奥様)以前住んでいた賃貸マンションでは、上下階の方に迷惑になってしまうので、子供たちをのびのびと遊ばせることが出来ませんでした。この家に住んでからは、「静かにしなさい」と言うことがなくなりましたしね。姉弟で1階、2階、ロフトと、階段を駆け下りたり、にぎやかに遊んでいます。昨秋に引っ越したばかりですが、冬に雪が降った時には、デッキに積もった雪で遊ぶのが楽しかったようです。今年の夏はデッキにプールを出したり、バーベキューをしたら楽しいかなと思っています。
─―エコモとの家づくりで印象に残ったことはありますか?
土地探しの段階から積極的に相談させていただきました。打ち合わせは長時間に及ぶこともあり、お互いに大変だと思うこともありましたが、家が完成してからはそれもよかったな、と思いました。
また、打ち合わせ前にエコモレストランで食事ができるのが密かに楽しみにしていました。小さな子供達を連れて行っても、遊べる場所や、工作イベントなど、楽しめるものがあったのもありがたかったです。
さらに引き渡しの後にもいろいろなことに真摯に対応していただきました。
──これから家を建てようと思っている方に、アドバイスをお願いします。
まず、これははじめにエコモさんにも言われたことですが、「土地だけ先に契約しないこと」でしょうか。どの土地にどれくらいの建物が建てられるのか、素人では判断ができませんので、予算も含めて土地の契約の際には建築または設計される方の意見を聞いてからの方がよいと思います。
あとは、なるべくたくさん見学会に参加して、たくさん勉強されるほうがよいかと思います。建築してから、やっぱりこんなふうにしたらよかった、などと思っても後の祭りです。住まい性能からコンセプト、外壁材、内装、部屋の大きさ、そして収納の量や寸法など、家づくりでは決めるべきことが非常に多岐にわたります。それぞれ、なんとなくでも、こんな風にしたい、とイメージを決めておいた方が話を進めやすいと思います。見れば見るほど、こういうのもいいな、とか、こういうデザインもあるのだなとイメージが膨らんでくると思いました。
あとは、急がば回れで、やはり信頼できる設計事務所や工務店、建築家の方を十分に納得できるまで探されるのがよろしいかと思います。特に良い土地が出ると非常に焦り、また不動産屋さんからは急かされることがあるかもしれませんが、しっかりと探せば土地は必ず巡り合えると思います。多くの方にとって家を建てるのは一生の一大事でしょうから、じっくり腰を据えたほうがよいかと思います。
まずはお客様の『お家づくりのコンセプト』と『ヒアリング内容を再度確認する』というところから設計はスタートしました。 敷地は角地で日照環境は良かったのですが思った以上に変形地な上に敷地周りに勾配もついているため、要望を盛り込むのには少し時間がかかったのですが、その条件を一緒に考えながらまとまりのあるプランが出来上がりました! そしてもう一つ大きなコンセプトの『シンプルモダン住宅』にしていくために一つひとつ無駄な線を消していくことに気をつけて設計しています。