この家自体が最高の遊び場!
楽しそうな子どもたちの笑顔が
本当に嬉しいです

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休日もほとんど家にいるようになりました。
雨の日も憂鬱じゃないんですよ。

Profile

山並みが見える場所に家を構えたいと、土地探しから家作りをスタートさせたS様。いくつかのビルダーのなかからecomoを選んでくださったのには、“ある理由”がありました。そしてecomoと家づくりを進める上で、自然とシンプルな家を目指すようになっていったとのこと。理想の我が家ができあがるまで、そして2年暮らして改めて感じる我が家の魅力について伺いました。

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Interview

──ecomoを知ったきっかけはなんでしょう?

住宅情報誌です。そこに出ていた施工例を見て雰囲気がいいなと気に入って、まずは軽い気持ちで相談会に行ったのが最初でした。当時は土地探しをしながら、並行して3つくらいのビルダーを検討していましたね。

──そのなかでecomoを選んだ決め手はなんだったのでしょうか

それぞれで見積もりをとったのですが、やりたいことがきちんと叶えられて、かつ一番雰囲気がよかったのがecomoさんでした。
土地を見つけたときも一年を通しての日当りのシュミレーションをしてくださるなど、土地の評価をきちんとしてくださったので安心して購入ができました。

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加えてもう一つ。最初の打ち合わせから設計まで担当してくれたecomoの増田さんの存在も大きかったです。今回、家を建てるにあたってシーリングファンを入れたいとか、ジャグジーもいいなとか…、私たち夫婦もどこかハイになっているところがあったんですよね(笑)。
もちろん建築会社さんにもよると思いますが、たいていの会社は「じゃあこれもやりましょう」「あれも取り付けましょう」と、やることがどんどん増えていって当然見積もりだってあがってしまったんです。

そんななかで増田さんだけは「これ、本当に必要ですか?」と、その都度、丁寧に確認してくれたんです。
ハッとさせられましたね(笑)。
おかげで冷静になれて、我が家にとって大切にすべきものが見えるようになりましたし、増田さんが私たちの目線にたって考えてくれていることがとても嬉しかったです。

──打ち合わせを重ねるなかで、最終的に目指したのはどんな家だったのでしょうか

みんなが一緒にいられる居心地のいいリビングがある家ですね。あとは当初からの希望だった無垢の床で、導線のいい住みやすい家にしたいなと。
シーリングファンやジャグジーを付けようとしていたことを考えたら、本当にシンプルになりました。
でも、いまとなっては大正解!もしも取り付けていても、持て余していただろうなと思っています(笑)。

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山並みが見られるよう、リビングには大きな窓を設置。テレビの下の低い小上がり部分は引き出し収納としても使える。

──無垢の床にしたかったそうですね。

ええ、気持ち良さそうなので取り入れたかったです。
ただ、なによりそうしてよかったなと思ったのが、子供が床の木目を見ながら「アニメのキャラクターにそっくりに見える」とか、「ここに顔があるよー」なんて教えてくれるんです。
自然素材は一つとして同じものはないので、そんな木の表情までも子供にとって刺激になっているだなとびっくり。無垢の床を選んで、改めてよかったなと思った瞬間でした。

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木の温もりを感じられる1階の廊下。右手は本好きの奥様の要望で作った本棚。

──住んで丸2年だそうですが、住み心地はどうですか?

夏は、ほかの建物と比べてさらっと過ごせる印象です。冬も暖房をそんなに付けなくても暖かい。一年を通してとても心地がいいです。

また、家事の導線にこだわったので毎日の生活がとにかく楽なんです。
部屋を仕切ると掃除がしにくいので扉をほとんどなくしましたし、ダイニングもまるで食堂のように料理を出せるようにキッチンとテーブルの位置や距離にもこだわりました。以前よりも家の総面積は広くなっているのですが、家事はだいぶ楽になって助かっています。

──気に入っているところはどこでしょうか

いくつもあるのですが、そのうちの一つが珪藻土の壁です。
子供部屋は白っぽい色にしたのですが、ほかの部屋はグレーがかった色味にしてもらいました。これは我が家のために増田さんがオリジナルで作ってくれた色で、日のあたり方によってガラッと部屋の雰囲気が変わるところもお気に入りです。

光のあたり方でがらりと印象が変わる珪藻土の壁。

それから、三角天井のリビングと中央の柱も気に入っています。
しっかりと“大黒柱”を立てたくて、太めの木を1本、あえて中央にいれてもらいました。

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──生活スタイルにはどんな変化がありましたか?

子供たちがまだ小さいこともあって、以前は休日になると公園やショッピングなど、とにかくお出かけをしていたんです。でもこの家はデッキも庭もあって、家自体が最高の遊び場。外出する機会が減りました。
たとえば夏はデッキにプールを出して、2人が遊んでいる様子を確認しながら料理をしたり、おやつの準備をしてあげたり。子どもたちが本当に楽しそうにしているのが嬉しいです。

──建て終わってからのecomoとの関係はどうですか?

しょっちゅう連絡をとらせていただいています。シンプルに設計してもらったとお話したとおり、我が家はまだまだ家に遊べる余地があるんです。
この間も、子供部屋の家具をDIYしたくて増田さんに相談の連絡をいれたばかり。いつも的確なアドバイスをくれるので、本当にありがたいです。

──これから家を建てようと思っている方に、アドバイスをいただけますか?

我が家もそうでしたが、家を建てるときは実現したいことがたくさん出てくると思います。でも、欲張りすぎないことも大切だと思いました。
最低限必要な暮らしを想像して設計するだけでも、十分理想の家が出来上がる。絶対に後悔しないようにしなくては…と気負わず、「帰りたくなる家ってなんだろう」というくらいの気軽な気持ちで家作りを楽しんでください。
ecomoさんはいろんなアイデアを持っているので、どんなことでも口に出してみると理想に近づけてくれると思います。

設計士からひとこと

土地探しから家づくりのお手伝いをさせていただきました。土地を調査しに伺った際、東側と北側方面には大山の見事な姿を臨むことができたのが印象に残っています。隣地に建物が建設された際の影響度合いを考えましたが、問題なく景色を確保できることが読み取れましたので、そこには大きな窓を計画させていただきました。

家全体のテーマは和モダンで設計させていただきました。S様ご家族から感じられる優しい落ち着いた雰囲気から、壁の珪藻土も少しグレー色にし、全体のトーンを落として落ち着きを持たせた内部空間に仕上げました。
2階は1フロア全てリビングダイニング空間という大胆な間取りです。ともすれば広いだけの空間になりがちですが、天井は勾配天井にしリビング部分の床は一段下げることで、あえて空間の高低差にメリハリをつけ、落ち着く寛ぎやすい空間を演出しました。

無垢の床に合うよう、ダイニングテーブルも無垢の一枚板を探し、造作させていただきました。
これからもこのお家でS様ご家族が健やかに過ごされるよう願っています。