フローーリング上貼りによる段差処理

本日仕上げ確認に工事中の現場へ行ってきました。

ちょうどサッシ屋さんが網戸の調整をしている最中でした。

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その現場ですが、今回の工事で無垢フローリングを既存床の上に貼っています。

リフォームでは床の解体費やゴミ代が掛からないことや、床厚が増すことで多少なりとも断熱効果も高まるとしてお薦めしている施工方法ですが、今の床の上に貼るということは、薄いシート的な物でない限り、扉の下端が当たってしまったり、キッチンの一番下の引き出しが開かなくなってしまったりします。

今回は当たってしまう扉は交換したため問題はありませんでしたが、通常は扉の下をカットするケースが殆どです。

もちろん扉によってはそのような施工が出来ないものもあるため、扉次第になります。

キッチンの引出しは今回の現場では当たってしまったため、キッチン部分にはフロアタイルと呼ばれる床材を貼りました。

キッチンの引き出しが当たる場合は、基本的には一度キッチンを外し、床を仕上げてから取付直すことになりますので、床工事とは別の費用が思った以上に掛かってしまうことになります。

そして、フローリングを上貼り施工した箇所と、フロアタイルにした箇所は、当たり前ですが段差ができます。

その段差(今回は15mm)の処理方法も色々ですが、今回は木製の見切りを取付ました。

よく見ると分かって頂けると思いますが、少しスロープを付けた形状になっています。

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床見切りと呼ばれている物になりますが、この形状ですと段差は感じるものの、躓くほどではありませんのでお薦めです。

床の貼り替えや改修を検討している方は、扉やキッチンのほか、段差に関しても考えておくと良いかと思います。

リフォーム部 田口