耐震性を気にされて補強工事をしようと検討している方は、浴室がタイル貼りのタイプであれば、必ず一緒に浴室改修工事をして頂きたいと思います。
なぜかと言えば、浴室改修工事でタイル貼りの浴室からユニットバスに改修する場合、まずは今の浴室を写真の様に完全に解体します。
この解体をすることで、家の躯体である柱や土台が良く見え、腐食具合を確認することが出来、腐食があれば修理することが可能になる訳です。
耐震工事は躯体の強度やバランスを良くする工事なので、もし浴室廻りの躯体が腐食していると、全体の強度やバランスが崩れてしまうので、浴室の躯体補修は非常に重要になります。
耐震工事を検討されている方は参考にして頂ければと思います。
因みに今回の写真現場は、ほぼ腐食していない状態でしたが、腐食していないケースの方が稀だと思います。
リフォーム部 田口