監督の鈴木です。
築浅マンションのリフォーム工事中です。
今回は、LDKを広くしたいというお施主様のご希望で、LDKに隣接していた洋室の間仕切り壁を撤去しました。
築浅という事で、間仕切りにはLGS(light gauze steel)が使用されていました。LGSというのはスチール製の金属部材で戸建ての様な木製の物より、安価で施工が早いという点からマンションや店舗などで使われる部材になります。
リフォーム時のデメリットとして、解体時の騒音(金属音)がすごいので近隣様へ気を使うところが正直な感想です。
間仕切り壁を解体した後、床を剥がす作業に入る前に、3月に高校を卒業したばかりの担当大工さんの長男でフレッシュな湘南BOYが綺麗に掃除してくれていました。
マンションリフォームで一番の苦労どころである、解体材の搬出や資材の運搬。体力的にも中々応えます。
毎度、監督が頭を悩ませる点ではあるのですが結局のところ、時間をかけて丁寧にが後々楽だという事になりました。
ガラ袋と言われる資材用のゴミ袋に小分けに丁寧に入れて、運搬中のホコリが落ちない様に最近はアウトドア用の台車を使い毛布で覆い運搬する事にしています。色々試しましたがコイツが一番通路を汚さない事がわかりました。
一度で運べる量は少ない物の、管理人さんを初め掃除の方、近隣の方へのご不便ご迷惑にならない形ではないでしょうか。
もちろん、運搬が終わった後は、マキタの充電式掃除機で通路を掃除して帰ります。
マンションの場合、現場からトラックまでの運搬距離が長いので、大人数で一気にというやり方が楽だと思われがちですが、色々試行錯誤した結果、時間が掛かっても2人1組で地道に運搬するのが後始末が良い気がします。
マンションリフォームに関しましては、敷地内に駐車スペースの問題などから、資材の納品日・運搬方・各職方の作業日の調整がとても重要になってくると思います。工期にゆとりを持ってうまくスケジューリングする事が一番の腕の見せ所という訳ですしょうか。