リフォームの予算組みをするうえで重要なポイントである床のリフォーム。
素材の選定だけではなく、施工方法によっても大幅に金額が変わります。
自然素材にはこだわりたいけれど、できるだけ予算を抑えたいという方は、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を貼る「上貼り」ができるかどうかをぜひ、ご相談ください。
床のリフォームをする際、既存のフローリングをはがして新しいフローリングを貼る「貼り替え」をする場合、フローリングの材料費と施工費のほかに、別途、解体の施工費・解体材の処分費・下地の補強の費用がかかってきます。
もし既存のフローリングの上に新しいフローリング材を貼る「上貼り」の場合、解体費用・処分費等が不要になるので、コストを抑えられる訳です。
また、お住まいになりながらのリフォームの場合は、1日の工事の終わりにフローリングが貼り終わっていなくても、次の日の朝まで床下がふさがっている状態でお過ごしいただけるので安心です。
よく、「古いフローリングの強度は大丈夫かしら」と心配される方もいらっしゃるのですが、既存のフローリングが老朽化して、よく歩く場所を踏むとぶかぶかしてしまう状況でしたら、部分的に補修をすれば上貼りすることは可能です。
既存のフローリングに上貼りすることによって、さらに強度が高まります。
ただし、土台や束、根太などが腐ってしまっていたりする状況ですと、貼り替えの必要がありますので、現場の確認が必要です。
他に現場の確認が必要な箇所としては、上貼りしたときに扉や引き出しなどの開閉に支障はないか、脱着が必要な設備機器がないか、巾木や框、階段との絡み等問題ないか等があります。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
写真はフローリングを「貼り替え」ている現場です。
ベニヤの上にフローリングが貼ってあったので、はがすのも大変そうですね!
暑い中、頑張ってます!
リフォーム部 鹿又