こんにちは。
先日は、照明器具メーカーさんの開催する<吹き抜け照明の計画>について、
セミナーに参加してきました。
セミナーで配られた、照明のカタログがとても分かりやすかったので、
抜粋してご紹介します。
カタログで一貫しているのは、地明かりと明るさ感を確保する。ということです。
どういうことかというと。。
明るさ感=吹き抜け上部の面を明るくし、部屋全体を明るい感じに見せる。
地明かり=吹き抜け下部の空間を明るくする。
吹き抜け空間と、吹き抜けていない空間が連続している場合、それぞれの空間での地明かりと明るさ感をそろえることが大切です。
以下のカタログの説明のように。。
連続した空間なのに、明るさがバラバラでは違和感があります。
なので、下記のように地明かりと明るさ感を確保するための照明計画をします。
下記の例では、地明かり確保の為に高所用のダウンライトと明るさ感確保の為の間接照明を組み合わせています。
また、他には吹き抜けのペンダント照明の計画について抜粋です。
照明に対する視線に対しては、吹き抜けの上部からも器具が見え、下部からも器具が適切に見えるように計画します。
吹き抜けの腰壁に、器具が隠れてしまうと、器具の紐しか見えずいまいちです。
多灯吊りに照明器具を選定し、高さに変化をつけ、器具同士の離れは器具一個分ほどを目安に考えると基本的にはきれいに器具が配置できます。
ざっと、照明計画についての基本事項の抜粋でした!
照明計画はなかなか奥深いです。。
それではまた次回~
濱下