こんにちは。
設計管理の天川です。
世間を騒がせているコロナウイルスによって自宅から出ないよう打ち合わせをするため、テレビ会議等導入し始めております。
画面の共有も簡単にできますし、なかなか使い勝手良しです!
この後もテレビ会議の予定があり、中々使っていますよ!
さて、タイトルにあります「色味」。
ecomoでは景色をより良く見せるため、なんだかすっきりしているな といったデザインを作るために日々挑戦しております。
その中でもこだわっているのが「色味」。
全く違う材料を施工するにしても色を合わせに行くことで自然に溶け込み空間をすっきりと見せてくれます。
この前のお引渡ししたY様邸ではなかなか細かく挑戦しました!
今日はその様子をご紹介したいと思います。
まずはこれ
これは床下の空気を循環させるために取り付ける床下ガラリ。
商品名「エアトオル」。
本来の色はこれ。
オークの無垢材で作られており、中々緻密に作られています。
今回は床材のブラックチェリーに合わせて色を調色(配合)して合わせております。
本来の色がちょっと白っぽいので合わせることで違和感がなくなりました。
次はサッシシリーズ。
何度か解説シリーズで登場していますが、サッシの間に入る化粧柱をサッシの内側の色と合わせて塗っています。
いつも通り漆喰にしてしまうとサッシの大きさも実際より少し小さく感じたりもします。
リビングと吹き抜けに設置されたこの大開口にも同じ仕掛けをしてます!
次は中
今回造作建具をご採用頂きました。
まずは天井に埋め込むレールの色。
スイス漆喰に溶け込むように白レールを選択。
ブラックチェリーの天井。圧巻です。
これはアルミの建具枠を取り寄せ、同じ色に塗装してます。
アルミのほうが塗装が乗りやすいんだとか by建具屋さん
こちらはブラックチェリーと漆喰の天井が切り替わる部分。
こういった場面では悩みます。
白がいいのかブラックチェリー色がいいのか。。。
締まり切った時に部屋の内側に少し色が見えてしまうことを考慮して、ここは白を選択。
開けた時も板の見切り材としての意味も持ち合わせ良い納まりではないかと!
そして!
建具とレールを繋ぐ戸車と呼ばれる部品。
ココも色に気を付けて選定しました!
建具は米松材を使用したので既製品の中から近しい色を選択。
言わないと気付かないかもしれませんが、ecomoは常にこういった色での調整やデザインを緻密にしております。
組み合わせの仕方や材料が持つ特性を理解してこそのデザインです!
お客様になんだか気持ちい空間だなと思ってもらえるよう努力しております!
さて、最後に。
高橋のブログでもありましたメンテナンスセミナーの宣伝。
4/26にモデルハウスにて行います!
コロナウイルスの影響によって内容等変更する可能性がございます。
お待ちしております!ぜひいらしてください。
家で育てている観葉植物 ポトス。
窓際の陽がよく当たるところに置いているせいかこの茂りよう。
先日友人におすそ分けしました。
これも茂ってくるとなかなか面白いことになりそうですね!
では!