防音室

皆さんお久しぶりです。新入社員の寺前です。

 

少し趣味の話をしようかと思います。

僕は根っからのインドア派で、家で何をしているのかというと、基本的にゲームや見たい映画がある時は映画などを見ています。

この趣味は昔っから変わらず高校を卒業する頃にはプロジェクターと100インチのスクリーン、5.1chのスピーカーを買い自分の部屋を軽いシアタールームにするくらい熱中しています。

しかし残念な事に、実家は戸建てではあるものの当然防音設備などが無い為、朝や夕方から夜にかけては大音量で映画を見ることすらできず、ヘッドホンで映画などを見る羽目になっています。

スピーカーはほぼオブジェと化しました。

なので将来家を建てるにあたって、防音室は必須条件となっているのです。

 

そこで防音室に関してまとめようかと思いましたが長くなるのでecomoでの防音室の施工法を簡単に説明します。

 

防音で一番基本となるのが音を跳ね返すこと、遮音といいます。硬く重く分厚いものほど性能は高いです。

しかし遮音だけで防音室を作ってしまうと、音が反射を繰り返し音が何重にもなって聞こえてしまうため耳が疲れてしまいます。

そこで内壁には音を吸い取ってくれる吸音材を使います。

吸音材には断熱材でも使っているグラスウールやecomoで使っているセルロースファイバーなどさまざま材料があります。

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セルロースファイバーは新聞紙のリサイクルによって作られた断熱材で、調湿効果、防虫効果、防火効果、そして高い断熱効果を兼ね備えているとてもエコな材料です。

セルロースファイバーは基本的に外壁部分や屋根の断熱材として使うことが普通ですが、ecomoで防音室を作る場合は内壁の間仕切り壁の間に吸音材として入れるそうです。

また窓やドアは音が通りやすい場所であるため、二重窓や防音扉を採用しています。

 

最近だとリモートワークやリモート会議が流行っているので静かな環境が欲しい方は多いんではないでしょうか。

 

それと防音性能は高ければ高いほど良いというわけでも無いみたいで、静かすぎる環境は人間にとってストレスの原因にもなるそうです。

その一例として、とことん防音性能を高めた無響室というものがあり、自分の心臓の鼓動の音が聞こえるくらい静かな部屋になっています。

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あまりにも音が無さ過ぎてずっと入っていると発狂してしまう程の環境です。

早くて2,3分で出る人もいれば最高でも45分しか滞在できないとか…

僕も去年入ったことがありますが、あまり長く滞在出来そうにない空間でした。

気になった方は是非調べてみてください。海外の方の動画などあり、とても面白かったです。

 

 

投稿者:

ecomoの家・新築設計スタッフ

ecomo新築設計部の設計・コーディネーター/自然素材のちょっとカッコいい家を建てたい方向けに、間取り、動線、インテリア等、家づくりのお役に立つ情報をお届けします。