こんにちは。
基本設計天川です。
学生時代、大分県で過ごしたこともあり大分県には深いなじみがあります。
また、温泉や銭湯にかなりの頻度で行くようになったのもこの頃です。
GWには大分へ行き、ひとつ気になっていた温泉施設に行ってきましたので、ご紹介します。
「クアパーク 長湯」
大分県と言えば別府市・湯布院が思い浮かぶと思いますが、竹田市という少しニッチな場所になります。
ただこの竹田市、炭酸泉が日本一で有名どころでいうと「ラムネ温泉」もある、地元で人気の地域です。
ここに最近 建築家の坂茂さんが建てたのが「クアパーク 長湯」
温泉施設と歩行プール 宿泊施設とレストランを備えています。
竹田市はひっそりとした街並みですが、それに溶け込むようにこれだけの要素を入れてあること、土地を有効利用していい形で使用しているなと感じました。
レストランの軒の納まり
完璧にオタクの世界ですが、建築家さんはここまで指示しているのでしょうか。
軒一つも、ひと技加えてます。
そしてこの温泉施設。実際に入りましたが、
入る前に錠剤のようなタブレットを渡されました。
そのタブレットをシャワーの頭にセットできるようになっており、それで洗浄ができますとのこと。
すごい。
こういう商品が出ていることも驚きましたが、最後建築全体を見た時にその概要の全貌がわかりました。
前から見た様子。
この施設、温泉水を川に排水しています。色が変わっている部分が温泉による効果になります。
昔ながらの温泉地などではよく見られますが、タブレットでの洗浄も温泉の一部として川に流せるようなクリーンなものだと思います。
自然を崩さないような施設の仕掛けに感心しました。
また、建築探訪の記録をご紹介出来ればと思います。
最後に。
以前のブログでもありましたが、ecomo youtubeデビューしております。
ルームツアーはもちろん、デザインルールや自然素材についても動画上げておりますので是非ご覧ください!
広報の高橋が頑張って動画編集しております(笑)
それでは!