現場管理も少しずつ慣れてきた寺前です。
先日上棟を1日通して最後まで見てきましたので簡単に流れを説明をしていきたいと思います。
上棟は大体4〜5人の大工さんが応援に来てくださり大勢で組み上げていきます。 作業はだいたい8時から始まります。
1〜2階の床までの材料があらかじめ搬入されているため大工さん達は手分けして組み上げていきます。
僕が現場についた9時ごろには1階の柱と梁まで進んでいました。
めちゃくちゃ早いですね。 AM10時から2階~の部材が届くので順次2階に上げていきます。
基本的にはラフタークレーンを使って上げますが立地によっては荷上げ屋にお願いしたりします。 大体の材料がとても重く非力な僕からしたらひょいひょい材料を上げている荷上げ屋や大工は恐ろしいです。
とくに重い材料がこの手前に置いてあるモイスと呼ばれる外壁面材です。
1枚で33kgくらいあるらしいです。
ecomoが初めての荷揚げ屋はいつも悲鳴を上げています(笑)
慣れている荷上げ屋だと2~3枚まとめて持ったりします。 エゲツナイ… この画像では垂木と呼ばれる部材まで組み上げていますが、午前では母屋を受ける梁の上に乗っかる小屋束と垂木を受ける束と束に流す母屋までが出来上がっていきます。 午後からは垂木から始まり野地板までを貼れば上棟は終わりになります。
ecomoではほとんどの部材がプレカットされているためとても早く建ちあがっていきます。
また最近では大工が指示を出して建ててもらうという建て方屋と呼ばれる業者を使う上棟方法もあります。
今回上棟を一日見ましたが、ecomoでは現場に出ない方針となっているので本当は良くないんですよね(笑)
ですが建築知識を覚えるために現場に出られるのも1年目の今だけになるのでしっかりと目に焼き付けていきたいです。