こんにちは
設計管理の天川です。
今回現場で「古建具」を納めました。
お施主様が購入され、ecomoまで搬送してくださいました。
古建具は1枚1枚サイズが違ったり、表情もすべて違います。
また、その当時でなければ手に入らないガラスが使用してあったりと
希少なものが多いです!
すべて統一したシンプルなデザインももちろん好きですが、
古建具は味が出てこっちも好きです。
今回
建具屋さんとサイズを計測し、
・建具を吊る金具の選定 すっきり目立たないタイプを
・大工さんが作る枠材の材種決め 基本は建具と同じ材で
・開き戸で使ってた扉を引き戸にするための補修方法
その他細かい打ち合わせをたくさんし、ご提案させていただきました!
出来上がったのがこちら
子供部屋の開き戸。
コレ、ローラー空錠といってローラーがころころして締まります。
取手を見ていただければわかると思いますが
ハンドルをがちゃがちゃして開けるタイプではないのでこちらを採用
そして!
↑これもともとの建具の色。
↓これ枠の色です。
色があってて違和感がないでしょ。
枠は新品で大工さんが取り付けたもの。
「建具の色に合わせて、少し艶を出したような色合いで!」
このリクエストにこたえてくれたのは塗装屋さんのNさん!
いつも有難う御座います!最高です。ここまで同じになるとは!
次はトイレの建具
すりガラスが特徴の建具です。このすりガラスもうないそうです。
建具屋さん緊張してました(笑)。
鍵もシンプルに!建具に最小限の穴をあけてカチャっと。
子供部屋の建具はこんな感じ。白が混ざってかわいいです。
こちら作業場の入り口、この枠は杉材なのですが、同じ色に合わせました。
全ての建具がこのように金具部分が建具に埋め込むように加工されてます。
お客様のために職人さんと沢山打ち合わせをする。
この過程がすごくやりがいがあり楽しいです。
週末 メンテナンスセミナーやってます。
前回のブログで高橋が紹介してくれています。
ぜひお越しください!
https://www.ecomo-life.com/news/shinchiku-news/8164/