こんにちは!寺前です。
今回は上棟や四方固めなどで見かける幣串(へいごし・へいぐし)について紹介していきます。
まず、幣串とは
魔除けの飾りであり、上棟が完了した後、無事に棟上げが終わったことに感謝し、無事に建物が完成することを祈願する儀式の際のシンボルとして使用されています。
その後は小屋裏にしまい、建物の役目が終わるまで見守ってもらいます。
幣串には施主様の名前や建築年が書いてあり、家の解体時に出てきた際にいつ建てたかなどが分かるようにもなっています。
幣串の文字は施工店が書き入れるのですが、今回は監督である私が書きました。
スペースの狭い書きにくい木なのと1発書きなので緊張しましたが一生懸命書きました。
上の字などバランスが悪くなってしまっていますが見逃してください…
作り方としては、
幣串に文字を書き込んだ後に、幣束や扇、おかめをつけたら完成です。
最近ではあまり見られなくなった幣串
皆さんも近所で上棟などありましたら探してみてください
では!