自然素材をふんだんに使うことで、
高断熱で住み心地の良い家を提供している、ecomoの「自然素材の家」。
実際に、大磯に「自然素材の家」を建てた木下さんに、その住み心地をうかがいました。
──家を建てるにあたり、ecomoを選んだ理由は何ですか?
単純に考え方に共鳴できたからです。
住む人のことを考えた家づくりをして、そのアプローチ方法に自然素材を使う。私は、体調や栄養摂取に関する仕事をしているのですが、自然界にある栄養素は、その近くに必ず別の栄養素があります。それは生き物にとって、より効率の良い栄養摂取が出来る、ということです。
サプリメントなど、新しいものがどんどん販売されているように、新しい建材が安価に大量に作られても、人間や生き物にとって一番良い住環境というものは、自然にあるがままのものを使う、ということでしょう。ecomoの考え方に、私たちのライフスタイルがちょうどフィットしていた、というわけです。
──実際に住んでみて、実感したことをいくつか教えて下さい。
窓際に置いてある花が咲いて驚きました。通常この花は、昼の太陽があたる時間だけ窓際に置いて、夜は冷え込まない場所に移動しなければ枯れてしまいます。二重サッシに加えて、室内の壁が珪藻土というのがポイントなのか、窓は結露をしませんし、室内は適度な湿度に保たれている。とにかく驚いています。
それから、素足でフローリングを歩いても寒くないこと。うちは犬が二匹いるのですが、この子たちがいつも気持ち良さそうに眠っているのが嬉しいです。柔らかい材を使っているから、犬も関節に負担がかからないらしく、引越してきてからの生活はこの子たちにも良いみたい。
──逆に困っている点はありますか?
実際のところ、ほとんど無いのですが……。強いて挙げるとすれば、珪藻土の壁で角になっているところ。掃除機をかけていると、たまにコードが引っかかってしまう点でしょうか。それで少し欠けてしまうのですが、珪藻土の場合は補修もすぐに出来ますからね。
──今まで住んでいたところから大磯に引越してきて、一番変わったことは何ですか?
もともと、事務所と家を一つにしたい、というところからスタートしています。
事務所は平塚駅前にあったのですが、交通量も多くてにぎやか過ぎたのが、私たちにとって良くなかった。大磯に引越してきて、歩いて数分で海にいけること。北側は山々が広がっていること。こういった美しい自然に囲まれた場所で仕事も生活も出来る、ということが一番良いことです。
そうなるとライフスタイルも理想とするところに近づいてきました。例えば魚。歩いてすぐのところにある魚屋さんは、いつも新鮮な魚がたくさん並んでいますから、つい通っちゃう。漁協も歩いていける距離にありますし、さすが大磯だね、良かったね、って家族で話しています。
天気の良い日は、ハイキング気分で湘南平まで歩いていってみたり、とっても健康的な生活を送っています。