高断熱で長持ちする家
住み心地の良さにこだわって、間取りや採光にもこだわって。
茅ヶ崎市に「自然素材の家」を建てたSさんに、その住み心地をうかがいました。
──自然素材の家に住もうと思ったきっかけは?
理由は二つあります。ひとつは、友達がエコ関連のお店で働いていたことがきっかけでecomo(エコモ)が気になり、 実際に行ってみたらとっても素敵なモデルハウスが中に建っていたこと。
二つ目は、以前、横浜の賃貸マンションに住んでいたのですが、その屋上に携帯電話の電波塔を建てることになりまして、 建ったらどうにも体調がおかしい。頭痛や風邪を引きやすくなったり、が続きました。 そこでecomoに行ったので、良い出会いだったな、と思います。
ですからecomoを知る前に、ecomoを見て自然素材住宅を知った、という流れです。そこで資料をたくさん頂いたんですよ。社長さんにお会いして、土地を探してくれる不動産屋さんを紹介して頂きました。海沿いに住みたいな、と思っていたので、逗子あたりから茅ヶ崎まで、色々探しました。
──外壁があざやかで柔らかい青ですが、S様のこだわりですか?
私達はとっても注文の多い客だったと思います。水色で、というオーダーだけして、実際どんな色なのかを何色も試しに作ってもらったりして。やはり湘南・茅ヶ崎に住むので、この色が良かったんですね。本当にecomoさんさまさまです。相当細かい部分までお話を聞いてくれました。
──家が出来てから2年。住んでみて良かったこと、またこうしておけば良かった、という点は?
前の家は電磁波もさることながら、湿気がひどかったんです 。日当たりが良い家だったのに、カビだらけだったんです。茅ヶ崎にきて、海も近いのですが湿気はまったく困っていません。それから体調が凄く良くなりました。風邪もひきにくいし、ひいてもすぐに治ってしまいます。
こうすれば、というよりどうしようかな、と思っていることですが、 道に面した窓は、今カーテンもつけていません。夜はシャッターが下りるので良いのですが、 夕方頃に風通しをするとき、目隠しになるものが無いんですよね。ウッドフェンスだけなんですが、 設計士さんに打ち合わせしたとき、聞かれたんですよね。見えるタイプと見えないタイプ、どちらが良いですか、って。
見えるタイプを選びましたが、住んでいて、さてどうかなと。実際、下からはあまり見えないとは思うんですが、どうなんでしょうね。正直、困っていることでは無いんですけど。
珪藻土のパターンを少なめにしたので、椅子の後ろの部分はぶつけたりすると、ちょっと傷が付いたりしますね。最初から聞いていたことなんですが、補修の仕方をもっと詳しく聞いておけばよかったかな。それから、夏は屋根の下の部屋はエアコン無しだとやはり暑いです。といっても普通の家の場合はエアコンつけても暑いんでしょうけど。
性能に関して全く言うこと無しです。心地よく過ごしています。2年住んで、そろそろ床や壁のメンテナンスをしようかな、というところです。
──これから家を建てたい、と考えている方へアドバイスをお願いします。
アドバイスなんてとても出来ませんが、ecomoさんにお願いしてよかったな、と思うところは、 細かいわがままも聞いてもらえたこと。本当に良かったです。こういう形態ならではの、小回りの利く会社さんでした。
既製のドアなども、白く塗りなおしてくれたんですよ。ただ建てるだけじゃなく、お仕事に心がこもっているな、と感じました。いくらでも機械的にやれば出来るところを、職人魂というか、そういうものを感じました。
伺った話ですと、ecomoさんにとって、うちが初めての三階建て住宅だったそうで。色々実験的な部分もあったんじゃないですか。そういうクリエイティブ心が嬉しかったですね。ただの流れ作業じゃなかったですから。