逗子が大好きなんです！手書きの図面から始まった、マイホームづくり。（逗子／S様邸）

私も妻も祖父母がいる一軒家で育ちました。ですから、最終的には土地の上に家を建てて家族みんなで住みたいと考えていました。一軒家へのこだわりは、マンションと違って庭いじりや自分の家の駐車場で洗車などをしている時に、家の中の雰囲気がわかったり、声が聞こえる距離感にしたいというか、「ご飯ですよー」と言っても聞こえないのが嫌でしたし、何かあった時に「オヤジー」「おふくろー」と言ったら、出て来てくれるような事はマンションでは難しいと思いますし、家族のコミュニケーションが家の中と外でとれるような家を建てたいと思って新築を決心しました。

家を建てようと考えてから、いろいろな住宅展示場や資料を見ながら妻と話しましたが、結局どんな家が良いのかわからず、約1年間くらいは同居に向けての話し合いや資金の勉強をしていました。

1年間勉強をしているうちに木造住宅や壁（断熱）に興味を持ちはじめ、インターネットや雑誌を見たり展示場の方に話を聞きながら考えていると、妻にロハススタイルプレス（以下ＬＳＰ）に「良さげな家が載っているよ。」と言われて見てみると、自然素材の家や湘南の家といった記事が掲載されていて興味を持ちました。

たまたま、母が勤めている喫茶店にＬＳＰが設置されていたので、バックナンバーを見て、ecomoの家の紹介や住んでいる方達の感想を読んで、ecomoのホームページに問い合わせを行ったのがecomoと出会ったきっかけでした。

メールを出したところ、すぐ代表の中堀さんから僕の家を見ませんかとメールがあり、さらに現在建築中の案件も見に来てくださいと言われ、工務店さんの社長さんの家が見学できるのはおもしろいし、実際に体感できそうと行ってみました。

見学会で初めて中堀さんに出会って、自然素材に対しての知識や家造りに対しての自信、人柄などに引き込まれていきました。中堀さんは、聞かれたことに対して必ず答えてくれる。また、自然素材の素晴らしいところを、丁寧に納得のいく説明をしていただいたので、どちらかというと私たちは自然素材からecomoを選んだわけではなく、結果的により良い自然素材の家を建てることになった訳です。

また、ecomoにした訳にはもう一つありまして、住宅展示場などへ行くと「どんな家でも私たちは建てられます。」と言われるんですが、ecomoさんは、「うちは、自然素材を使ったこういう家しか作りません。建築を行うエリアも湘南・横浜限定です。」とはっきりしていて、何にでもどんなことにも対応しますと言う工務店より私は好感を持ちました。

そこで、恥ずかしいんですが自分で描いた家の図面を見せると、私の希望にそって、あらためて図面に描いてくれて、本当に他の方より要望が細かくてシャッターの場所や引き戸の場所などいろんな事を言っているのに、何回も描き直してくれて、こんなに細かく要望を出したら、「もうできません。」と言ってくる工務店もあると思うんです。でも妻と私の中でこの家に関しては、「妥協はしない。細かな要望を言って離れてしまうところとは、縁が無かったと思うようにしよう、だからどんなことを言っても真摯に対応してくれるところを選んで、妥協のない家を建てよう」と決めていましたので、きっとかなり無理を聞いてくれていると思います（笑）。一生に一度の事ですから本当にいろんな事を聞きました。図面ではわからない採光の感じや室内のイメージイラストなども描いてもらい、納得しながら進めていけました。

自然素材を使った事で一番良かったと感じた事は、以前はアパート暮らしだったせいか雨の日はなんだかジメッとしていたのですが、この家では全くなくなりました。そして、本当に空気がきれいで山の中にいるような気分になります。

奥様に感想を聞くと、珪藻土の効果で香りのある料理をした次の日にはもう何のにおいもしなかったり、珪藻土の壁の模様がライトアップされると幻想的に浮かび上がるところがお気に入りだそうです。また、住んでから発見した事ですが、キッチンから子ども部屋の窓を見ると空気がきれいな時は、窓枠がまるで絵画の額のようになりその中に富士山が見えるそうです。